ビジネスの世界に哲学や文学は必要か。

このテーマは決して新しいものではありませんが、これまで結論が出ておらず、今でも盛んに議論されています。

筆者が思うに、そう遠くない将来、この議論は終わりを迎えます。何故なら、人文学はますます重宝されるようになるからです。確かにビジネスの世界では、AIを始めとするITスキルが物を言うとされています。それは事実です。

しかしITをどんなに充実させたところで、最後に設計するのは人間であるという点を忘れるべきではありません。極論すれば、専門領域はAIやその他の技術に任せることができます。

人間にとって本当に必要なのは、そこから何を生み出せるのかを構想することです。その構想を支えるものこそ、人文学の素養なのです。例えば経済学をよく知っているが、芸術作品には疎いという人物が日本にはたくさんいます。

もちろん専門分野に知悉しているのは褒められた能力なのですが、彼に全体の構想を任せることはできません。ユニークな発想を望めないからです。

ユニークな発想は、様々な分野の知識、教養を組み合わせることによってしか生まれません。博覧強記である必要はありませんが、少なくとも専門分野以外についても浅く広く勉強した経験のある人材でない限り、リーダーになることは出来ないのです。

最近はこの傾向に拍車がかかっています。インターネットによって素人でもそれなりに情報収集することが出来るようになり、専門家の地位が揺らぎ始めているからです。大切なのは、専門分野に固執し過ぎないことです。

色々な分野に目を向ける習慣を付けましょう。素人として学ぶ時は、是非情報リテラシーを武器にして下さい。フェイクニュースも飛び交っていますから、騙されないように慎重に判断して下さい。

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